AIで高精度にインフルエンザ診断

特殊な電気センサーと人工知能(AI)を利用し、インフルエンザウイルスかどうかを高い精度で識別できるシステムを開発。大阪大産業科学研究所の筒井真楠准教授らのチームが21日に発表。

従来法では難しかった感染初期でも高精度で迅速な診断が可能になるとしている。

検査キットとして実用化を目指し、患者を対象に安全性や有効性を確かめる研究を近く始めるという。

チームは、電圧をかけた直径300ナノメートル(ナノは10億分の1)の超微小な穴「ナノポアセンサー」にウイルスを通過させた時、電気的な変化が起きることに着目。

さまざまな型のインフルエンザウイルスについて電気的変化のデータをAIに学習させ、95%以上の精度でインフルエンザウイルスを識別できるようにした。初期に高精度診断ができれば、感染拡大防止につなげられるとしている。

報告は、「Selective detections of single-viruses using solid-state nanpores」、というタイトルにて、

掲載誌は、Scientific Reports

https://www.nature.com/articles/s41598-018-34665-4

【文責】登坂紀一朗(薬剤師)