ネット注文で日用品宅配、薬剤師が薬と一緒に

ドラッグストア大手のスギ薬局(愛知県大府市)は近く、インターネットで生活用品の注文を受け、医師が処方する医薬品と一緒に薬剤師が自宅に届けるサービスを始める。外出できない終末期医療の患者らが主な対象だ。訪問販売の売上高は年間40億円程度で、ネットを活用して、今後数年で100億円規模に伸ばす。

スギ薬局は2002年、患者の自宅に生活用品を届けるサービスを始めた。これまでは電話やファクスで注文を受けてきたが、今後はパソコンやスマートフォンの専用サイトを新設し、利便性を高める。

ドラッグストア各社はネット販売に力を入れているが、健康食品などが中心だ。スギ薬局は、たんぱく質を抑えた弁当、人工肛門の手入れ用品、トイレットペーパーなど数百点の幅広い商品を取り扱う。

医療用医薬品は郵送が禁じられ、薬剤師による服薬指導が義務づけられている。

スギ薬局は終末期医療の患者ら約1万人の顧客を持ち、薬剤師約2600人が服薬指導にあたっている。

【文責】登坂紀一朗(薬剤師)